「開ける?飾る?手放す?──大切なシルバニアとの、これからの向き合い方」

シルバニアファミリー
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クローゼットの中で、そっと眠り続けている『あこがれウェディング』のペア。
10年以上も開けずに、大事に取っておいたその箱に、今の私は少しだけ問いかけています。

この子たちを、どうしていこうか?

今回は、そんな“これからの向き合い方”について、
自分の気持ちを丁寧にたどりながら、正直に書いてみたいと思います。


目次

🌸 開けないままでも、大切にしてきた時間

「開けて飾らないなんて、もったいない」
「手放せないのなら、いっそ出して楽しんだ方がいいのでは?」

きっと、そう思う方もいると思います。私自身も、何度もそう思いました。

けれど、開けないまましまっておくという選択も、
私にとっては「ちゃんと向き合ってきた証」でした。

見るたびに気持ちがやわらぎ、
思い出に包まれて少し安心できる。
そんな存在だったのです。

だから、開けられなかったことも、後悔していません。


🎀 飾ってあげたい気持ちもある

最近になって、ふと思うようになりました。

「この子たち、本当はお部屋の中で、光の中に立たせてあげたいな」と。

箱のままの時間も素敵だったけれど、
これから先、もっと近くで、この子たちと過ごす時間を増やしてみたい。

そう考えるようになったのは、
たぶん、私自身が少しずつ“今”を楽しむ心の余裕を持てるようになったからなのかもしれません。


📦 手放す、という選択も、きっと間違いじゃない

一方で、最近よく耳にするのが、
「欲しい人に譲った方が、この子たちも幸せかもしれない」という声。

実際、当時買えなかった方が今になって探していたり、
お子さんと一緒に遊びたい方が、中古でも大切にしてくださっていたりします。

そうした方に渡ることで、
この子たちが“新しい物語”を生きられるとしたら、
それはとても素敵なことだな、とも思うのです。

私の中にもまだ、その一歩を踏み出す勇気はありませんが、
いつか手放す日がきても大丈夫と思えるようになっただけでも、
気持ちに少し風が通ったような気がしています。


🧸 大事なのは「自分が納得して選べること」

結局のところ、大切なのは“開けるかどうか”でも、“手放すかどうか”でもなくて、
「自分の中で、納得のいく理由があるかどうか」なのだと思います。

誰かにとっては「ただの人形」でも、
私にとっては、思い出であり、願いであり、自分への手紙のような存在だった。

だからこそ、どんな選択をするにしても、
「自分の気持ちを丁寧に受け取ってから」が、いちばん大事なのだと感じています。


✨“選べること”そのものが、すでに尊い

大切なものほど、迷いが生まれます。
「こうした方がいいのかな?」と考え続けてしまいます。

でもそれは、ちゃんと大切にしてきた証拠だと思うのです。

いま、あなたのそばに、開けられないままのシルバニアがあったとしても、
それは、迷いながらも大事にしてきた“物語の途中”です。

選べることそのものが、すでに尊い。
その気持ちに、私は自信を持っていいと思えるようになりました。


🧵おわりに──これを読んでいただいたあなたとわかちあいたい気持ち

今回の記事では、私なりの“これからの向き合い方”についてお話ししました。
今すぐ何かを決めるわけじゃなくてもいい。
「こうやって気持ちを見つめられる自分でいよう」と思えただけでも、前に進んだ気がします。

もしかしたら、この記事を読んでくださったあなたにも、
「しまったままの宝物」があるかもしれません。

それをどうしていくかは、あなた自身のペースで。
でももし迷ったときは、そっと立ち止まって、
一緒に考えられたら嬉しいです。


📩あなたの「開けられない子」のお話も、よければぜひ聞かせてください。
誰かの大切な気持ちは、きっと誰かの心をそっと癒してくれるから。

おしまい


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